東京にある高尾をご存じの方は多いかもしれません。でも、京都にも高雄と呼ばれる山があるのはご存知でしょうか。どちらも同じ「たかお」ですが、漢字が違います。高雄は京都にある美しい山村ですが、高尾は東京にあります!この美しい場所は市内からバス一本で行くことができ、都会の喧騒から離れるのに最適の場所です。自転車で行くこともでき、行きの上り坂は大変ですが、帰り道はとても綺麗です。
行き方
京都駅のバス停JR3から高雄行きのバスが出ています。このバスは約50分ほどかかります。グーグルマップでは「牧野尾」のバス停で下車するように勧められますが、高雄山へ行く時は「高雄」で下車し、帰りは「牧野尾」からバスに乗って京都市街に戻ることをお勧めします。
バスの乗車賃金は合計520円(片道260円)かかります。高雄へは京都市のバス一日券が使え、京都駅のバスターミナルやバスで事前に購入することができます。
高雄でのおすすめ
神護寺
神護寺は、私が個人的に気に入っているお寺です。川の眺めは一年中壮観で、11月中は日没から見事なライトアップがあります。また、私がここでしか見たことのないユニークな体験ができます。それはかわらけ投げです!
かわらけ投げ
かわらけ投げは、悪運や心配事を祓うために土器の丸いお皿を山に向かって投げる行為を言います。これが妙に思ったよりも面白いもので、フリスビーのように投げられた皿が心地よく揺れながら宙を舞い、山を落ちていく様子は、ストレスの溜まった人誰しもを笑顔にします。2枚100円なので、デートハイキングにぴったりです。もしくは、高雄までハイキングしてくる多くの学生達同様、100%心配事がなくなるように、2枚とも自分のために使ってください!
牧野尾のバス停に行くには西明寺を通り過ぎます。この可愛らしい小さなお寺は川の側にあり、桜の季節にには橋が花で埋め尽くされます。夏には家族連れが下で水遊びをして涼むのが見られることでしょう。足を川につけて水辺に座るのは夏の暑い日のハイキングを終えるのに最適です。
コロナ禍で、山の上のレストランの多くは閉まっていますが、私たちが行った時には、硯石亭といううどんと蕎麦のお店がやっていました。大根おろしからきつねうどんのお揚げ、天ぷらなど、様々なトッピングがありました!
運がよければ、同じく蕎麦と、その他にも団子や季節の料理を提供している高雄茶屋があります!団子は米粉で作られた粘り気のあるコロッと丸くて美味しいお菓子で、そのまま食べたり、甘醤油やきな粉で味付けしたものがあります。高雄茶屋で提供している季節の料理の一つは栗ぜんざいで、砂糖漬けの栗が添えられたお餅と小豆のスープです。
愛宕山
ハイキングが好きなら、愛宕山がお勧めです。嵐山まで行くことができ、体の調子にもよりますが、5~7時間ほどで到着します。暑すぎない春や秋のハイキングがお勧めです。周辺に自動販売機がありますが、特に暖かく、晴れた日には、脱水しないように大きな水筒を持参することをお勧めします。歩く場所によっては、かわらけ投げのお皿に当たるかもしれないので、注意してくださいね!
楽しんで来てください!
この地域は観光客があまりおらず、非常に静かなので、京都の喧騒から離れた平穏が必要であれば、ここに来ることをお勧めします!あなたにも高雄での一日を楽しんでもらえたら嬉しいです!