全国の緊急事態宣言が解除されてから1ヶ月ほど経ちましたが、連日コロナウイルスの感染者は再び増加傾向にあります。 PCR検査数が大幅に増えたこともあるとはいえ、やはり油断できない状況が続いています。
コロナに加えて、日本の8〜9月は自然災害が増える。
コロナウイルス感染者が収まらない中、日本は夏に突入しつつあります。日本の夏は、豪雨や台風など、自然災害が増える季節。今年はすでに熊本・鹿児島での大雨による水害がニュースになっています(7月7日現在)。近年は特に、2018年の西日本豪雨や、2019年の東日本台風など、水害による被害が大きくなっています。
蒸し暑い日本の真夏…マスク着用が困難に。
日本の夏の気候は、気温・湿度ともに非常に高くなるため、熱中症への注意が必要です。
特に今年は、マスクの着用によって熱中症のリスクが高くなっています。厚生労働省より、「喉が渇いていなくても水分をこまめに補給する」「半径2m以内に人がいない時はマスクを外す」など、ガイドラインを発表しています。
そんな中、もし自然災害により避難が必要になった場合はどうしたら良いのでしょうか?コロナエチケットを守りつつ、安全に避難ができるように、日頃から準備をしておきましょう。
コロナ禍でもできる自然災害への備え
コロナ禍の避難を乗りきるために避難バッグに入れておくべきもののリストです。万が一のために、今から準備をしておきましょう。
必要最低限なもの:
・リュックサック
・保存水(車などで移動する場合はかなり多めに持参しましょう)
・非常食
・手回しラジオライト(懐中電灯、ラジオ、充電器機能搭載)
・ホイッスル
・アルミブランケット(防寒対策)
・マスク(多めに持参)
・簡易トイレ(避難所にトイレがない場合があります)
・ティッシュ・ウェットティッシュ(多めに持参しましょう)
・レインコート
・タオル
・財布(現金、身分証)
コロナ対策グッズ:
・アルコール消毒液
・ハンドソープ・固形石けん (家族もしくは自分用を持参・避難所では共用しない)
・使い捨てのビニール手袋 (ドアノブなど多くの人が触れるものからの接触感染を防ぐため)
・使い捨てのビニールエプロンまたはゴミ袋 (避難所運営を協力する際などに使用)
・体温計 (自治体で用意出来ない場合があるため。使い慣れたものを持参しましょう)
・スリッパ(床からの接触感染防止)
・持病用の常用薬やお薬手帳
非常時のその他の注意
海外から来た人たちにとっては、日本の自然災害は見応えがあるでしょう。しかしながら、氾濫した川はあっという間に水位が上がったり、思わぬ事故に巻き込まれる可能性が非常に高いです。珍しくても、近づくことは絶対にやめてください。
また、災害による非常時の情報は日本語で発信されていることがほとんどです。日本語での情報取得が難しい方は、必ず情報を提供してくれる人とのコネクション作りをしておきましょう。