日本には魅力的な仕事が幾つもありますが、外国人が働く場合には歓迎されやすく、馴染みやすい仕事を選ぶのも1つの選択肢です。もちろん、やる気と根性さえあれば多くの仕事で成功することは可能です。ですが安定した生活を活躍できる仕事を望むのであれば、これからご紹介する「日本で外国人が働ける人気の職業」から選ぶのがオススメです。
日本国内の在留外国人数は年々増えています!
2015年・・・2,232,189人
2016年・・・2,382,822人
2017年・・・2,561,848人
2018年・・・2,731,093人
2019年・・・2,829,416人
上記したのは、法務省調べによる2015年から5年間の日本国内の在留外国人数です。これを見るだけで外国から日本に来ている方の人数が、毎年増加しているのがお分かりになるはずです。2012年は2,033,656人でしたから、ほんの7年で1.4倍ほどになっているということになります。ですから、これからも在留外国人の数が増えていくことが予想されます。
多くはアジア人、2割は東京に集中
「国籍・地域別の在留外国人数TOP3」
中国・・・786,241人(27.8%)
韓国・・・451,543人(16.0%)
ベトナム・・・371,755人(13.1%)
「都道府県別の在留外国人数TOP3」
東京・・・581,446人(20.6%)
愛知県・・・272,855人(9.6%)
大阪府・・・247,184人(8.7%)
このデータを見れば、日本にいる在留外国人の多くはアジア圏の方々であり、多くの方が東京で暮らしていることがわかります。
外国人に人気の仕事TOP5
1位・・・飲食、販売業界
海外からのお客様が多く訪れるお店であれば、皆さんの母国語がきっと役に立ちます。またコンビニでの販売業務や飲食業の調理スタッフなどであれば日本語が得意でなくても採用される可能性が高くなります。
2位・・・ホテル業界
こちらも海外からのお客様中心のホテルの場合は、様々な国の言葉を話せるスタッフが歓迎されます。接客などが得意でないという方は、清掃の業務に申し込むというのもオススメです。
3位・・・IT系企業
プログラム関係の知識が豊富な方は日本でもIT業界で活躍することが可能です。何よりスキルが問われる仕事ですので、日本語が得意と言えない方にもチャンスが充分にあります。
4位・・・製造業
実際に多くの外国人が働いており、多くの企業が外国人を積極的に採用しています。作業社同士でコミュニケーションを取る機会は少なく、作業に集中することができるので日本語に自信がなくても問題はありません。
5位・・・外資系企業のオフィスワーク
外資系企業は外国人の受け入れ体制が充実しており、ある程度のパソコンスキルと日常会話程度の日本語が話せれば歓迎してもらえる可能性が高くなります。翻訳スタッフや海外とのメールのやり取りを行ってくれる人材を募集している企業も多く、母国語を活かすことができる可能性が高い仕事です。
外国人が働きやすい職場に就職するコツ
・スキルが活かせる職場を探す
・人手不足の職種にチャレンジする
外国人の方が活躍でき、働きやすい職場を探すには、自分の身につけているスキルや母国語が活用できる仕事を探すのが近道です。また現在の日本は人手不足の職場が多いので、働き手が不足している業界を選べば働き口が見つかる可能性が高いです。
日本には外国人が働きやすい仕事がたくさんあります!
今の日本は高齢化が進み、人材不足になってしまっている職場は少なくはありません。またハイレベルな技術を求めている企業やグローバル化を目指し積極的に外国人を採用する企業も増えています。つまり「日本は外国人を求めている」とも言えます。皆さんを歓迎してくれる仕事は、きっとたくさんあるはずです。