国内外を問わず人気が高い医療ドラマ。日本も例外ではなく、これまでも医療をテーマにした様々なドラマが人気を博してきました。
今回は、コロナを経験した今だからこそもう一度観たい日本の医療ドラマより、名言を選出!名言を見ていくと、日本で人気の出る医療ドラマの特徴が見えてきました。早速見ていきましょう!
名言解説
「神は乗り越えられる試練しか与えない」
仁ーJINー
タイムスリップした先の江戸時代で、薬や医療器具も不十分な中、流行病の「コロリ(コレラ)」にかかった少年を励ますために使われた言葉です。作中にも度々出てくるフレーズで、周りの医者たちに支えられ、様々な難病治療を乗り越えていきます。
日本人のチームプレー精神と粘り強さを表しているともいえます。コロナ禍を生きる私たちの励みにもなる名言です。
「自然に逆らって海に消えていったヤツ、俺は何人も見てきた。 漁師だって海には敵わねえ。どんなに腕のいい漁師でも、自然の力にはな。 医者だって、ただの人間だろう。」
Dr.コトー
一見ネガティブなセリフに見えるのですが、患者を救えなかった主人公の医者を励ますための優しいセリフです。このドラマ内では、他にも「『命は神様に、病気は先生に』じゃ。 命のことは神様にしか分からん。 だったら病気は先生にお願いします。」など、自然の摂理として「死」を受け入れつつ、医者と患者が互いに支え合い、「死」や「医療」に向き合う姿勢が描かれています。
自然災害が多い国に生まれた日本人は、自然の力の偉大さを受け入れていることが伺えます。
おはようございます☀
コロナの影響で過去のドラマや
アニメの再放送がされていますドラマJIN-仁のように
過去にタイムスリップ⏰してコロナの感染源を断ってくるか😆
逆に感染して戻って来たりして🤣
〜神は乗り越えられる
試練しか与えない〜😊本日も命を守る行動を🐼#おは戦20516md🍩 pic.twitter.com/9I7ocOsNvL
— ダパン君 (@dapanblog) May 15, 2020
「救命の世界に奇跡はないー医者になって最初に覚えること。2番目に覚えたのは患者を前にして奇跡を願わない医者はいない、ということ。そう、人は奇跡を願わずにいられないということだ」
コードブルーSeason2
「逆転裁判 Season2」のOP曲、 “Never Lose”を、コードブルーに合わせてみたら...
なんか、合っちゃった様な気がします🌟
いかがでしょうか...🌟😉歌詞も、合いますよね🌟🌟#山下智久 山P #Never_Lose pic.twitter.com/K1OmoLSPEC
— miki (@miki_YP0409) October 6, 2018
医療従事者の切実な願いが込められているこちらの名言です。このセリフからも、「死」と「医療」両方に全力で向き合う姿勢が描かれています。日本で3シーズン制作されるほど大人気を博したこのドラマでは、救急医療の現場が舞台。5人の救命医のチームワークと成長を描いており、様々な悲惨な事故現場なども映されます。
コロナという緊急事態に見舞われた今、ドラマの放送当時よりもさらにセリフの深みを感じられます。
「死の受け入れ」と「チームワーク」が医療ドラマの人気の秘訣。
以上の名言から、日本の医療人気ドラマには「死を受け入れること」と「チームワーク」がキーポイントになっていることが伺えます。
災害が多く、自然の偉大さや命と向き合い、チーム一丸となって助け合う機会が多い国ならではかもしれません。人気医療ドラマでは、いつかはやってくる避けられない死と向き合いながら、医療でできることを全力で尽くす姿勢に心を打たれる視聴者が多いのです。
今回のコロナ禍の第一線で戦い続けている医療従事者たちに感謝の気持ちを持つとともに、過去の名作医療ドラマもチェックしてみてくださいね!