こんにちは。jimomin編集部のChisaです!
先日3/13(土)、3/14(日)に東映太秦映画村で開催された京都忍者フェスティバルについて紹介したいと思います!
京都忍者フェスティバルとは
京都忍者フェスティバルとは、毎年東映太秦映画村で開催されている年に一度のスペシャルイベントです!今年は文化芸術や先端技術の力を活用し、京都の魅力を国内外に発信することを目的として開催されました。
今年のテーマは「20xx年のNINJAの砦へようこそ」
京都の先端ロボット企業や伝統産業が映画村に集結し、最新技術を駆使した近未来的ロボットと忍者のコラボレーションを楽しめるような内容となりました!
イベントの様子
忍者フェスティバルメイン会場、角櫓(すみやぐら)では”超未来RCシューティング・マシン「NINJA」”と”非接触操作アーム・ロボ「GOEMON」”の操縦体験行われました。
超未来RCシューティング・マシン「NINJA」とは
若手エンジニアや学生が集結したロボコンのエキスパート、チームScrambleが手がける全方向移動ロボを操縦し、忍者と対峙しながらターゲットを撃ち抜くゲームです。世界最大級の次世代ロボットコンテストRoboMaster国際大会の日本代表作品として出場したロボットが操縦できる貴重な体験ができるイベントとなりました!
操縦はコントローラーの2つのスティックを動かすだけのシンプルで簡単なものでしたがロボットに搭載されたカメラに写っている映像を見ながら操作するのでビデオゲーム感覚で楽しめながらも、実際に自分が操縦しているロボットの動きも目で見ることができたのでよりリアルにロボットの操縦を感じられたと思います。大人の方も子どもたちも楽しんでいたようで、「2回目もチャレンジしたい!」という声も多数ありました。
非接触操作アーム・ロボ「GOEMON」とは
コントローラーなどには触れること無く、非接触で自分の腕を使ったジェスチャーのみでロボットアームを遠隔操縦して制限時間以内にお宝を盗みだす近未来型のUFOキャッチャーのようなゲームとなっていました。操作は簡単でセンサーの前で腕を前、後ろ、右、左、下の方向に指すことでロボットアームをターゲットのお宝まで動かすことができます。一見簡単なゲームに見えましたが、微妙な角度やタイミングが難しく大人の方も子どもたちも「思ったより難しい~!」と苦戦されていました。
屋外の江戸の街ではロボ馬「NINJA ロデム」操縦体験が行われました!
ロボ馬「NINJA ロデム」とは
時には乗り物、時には車いすとして活躍する、ユニバーサルデザインの未来のスマートモビリティ「乗れるロボット ロデム」が今回は「ロボ馬」として、江戸の街に登場しました!NINJAロデムをコントローラーで操縦、もしくは実際に乗って操縦し待ち受ける障害を潜り抜けながら江戸のお姫様を悪者から救出するゲームです。大人の参加者が高度な技術を駆使した精密機器に関心している間にも、子どもたちは簡単にロデムを乗りこなしゲームを楽しんでいました!まさに、最新技術を駆使した近未来的ロボットと伝統文化のコラボレーションが実現したゲーム内容でした。
和ろうそくの絵付け体験
最新技術のロボット体験だけで無く、希少な職人による日本の伝統工芸、和ろうそくの製作実演の見学や和ろうそくへの絵付け体験も実施されていました。こちらは有料体験(500円)となっていましたが、静かな江戸の街の屋敷で体験するろうそくの絵付け体験の「禅」の雰囲気に飲み込まれるように参加者は真剣な姿で挑んでいました。自分で絵付けした和ろうそくはお土産として持ち帰ることができ、絵付けを終えた達成感と時代劇のセットのようなロケーションでの伝統工芸体験に参加者はとても満足されていたようです!
その他の展示やイベント
その他にも様々な展示やイベントが開催されていました!
武将ロボット「KIYOMORI」
2006年テムザックのイメージリーダーとして、世界に向け、早稲田大学と共同開発されたKIYOMORI。20xx年のNINJAの砦の総帥として、眼光鋭くお客様をお出迎え。
3D 殺陣動作アニメーション上映
東映剣会、けいはんなロボット技術センターによる協力のもと、モーションキャプチャで殺陣の動きを3D撮影しアニメーション化した、最先端技術とSAMURAIのコラボレーションアニメメーションを上映。
映画史・時代劇研究家「春日太一」オンライン・トークイベント
映画界を彩った俳優達のインタビューをライフワークに、確かな筆致・構成・取材力は幅広い支持を得ている春日太一さんが東映京都撮影所/東映太秦映画村で撮影された忍者映画とテレビ作品をはじめ、Made in Kyotoの時代劇の魅力を紹介するオンライントークイベント
今回jimomin運営会社のアドリンクスタッフも日本在住の外国人参加者の通訳として参加させていただきました!
新型コロナウィルスの影響で開催が危ぶまれましたが、私自身も通訳として参加をしながら参加者のみなさんがイベントを楽しまれる姿を見て京都忍者フェスティバルが開催できて本当によかったなと感じました!
来年の開催が決まりましたら、またjimominでお知らせしますのでみなさん是非また参加してくださいね!